彼・彼女の言い分
第13章 夏の理由
「あ〜お腹いっぱい」
食った食った!
さてと…
今日は沢山遊んで…
疲れた…
でも、心地好い疲れ…
『春、いいですか?』
「ん?なんだよ」
水上に
手を引かれその場を離れた
俺達は外に出た…
『春…星が綺麗です』
手を引かれ…
空を見上げる…
「あ…………
すごい…な…………」
俺達の上には満天の星空…
見たことのない…
星空…
『春と…この星が見れるなんて…凄く…
嬉しい』
「初めて見た…
星が降ってきそうだ…」
綺麗過ぎて…
二人で…
空をながめつづけた…
いつの間にか…
手を繋ぎ…
肩を寄せ合い…
星を眺めていた…