彼・彼女の言い分
第2章 断る理由
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『春、おはよう。今日ランチ一緒してもいいかな?』
朝から…
眩しい…な…
何か…宝塚感…強くなった?
「別にいいよ」
『じゃ、また後で』
はい、はい
水上を目で追うと…
あっという間に女子に囲まれていた…
あ…女子の髪…なでてる!
あ…少女の指をとって…爪見てる?褒めてる?
ホストかよ!!!
なんか…モテる男子をみてるみたいだな…つーか…
あの光景は…百合…だよな…
水上の仕草に女子がキャッキャッ言ってるよ・・・・
「おい、高木…最近、水上さんと仲良くないか?」
キャッ!正樹〜
朝からテンション上がる!
「あ…同じ委員だし…」
俺のバカ!会話がっ弾まない・・・・
「ちなみに…高木って水上さんと付き合ってるのか?」
え〜・・・・
正樹にまで誤解されてた…