彼・彼女の言い分
第2章 断る理由
「まさか…ない!ない!」
事実ですしね…
皆さん誤解してますよ!!!
「だよな〜。水上さん…最近…カッコイイし、男子にも女子にも優しいから…
狙ってるやつ多くてさ〜。
高木と付き合ってるのか聞いてこいってさ…」
指差すほうに男子のグループが…
なるほど…
中学からの正樹に…探りを入れてこいと…
ナイス!!!男子グループよ!!!
俺的には正樹と話せて!
幸せ!!!
『何か…楽しそうですね?交ぜてくださいよ…』
くそっ!来やがったか!!!
水上は俺と正樹の会話に入って来た。
良い感じで正樹とラブ×2してたのに!!!←勝手に…
『春?無表情ですが、拳が震えてますよ?』
「観察をしないでください」
正樹の手前…
いつものように無下にできん!!!
「なっ!!!水上さん!!!
春って?呼んでるの?
超〜仲良いじゃん!!!」
あ…そこですか?驚き所は…
水上でなく…正樹に…
呼ばれたいよ〜〜!
「いや〜高木と水上さんって付き合ってるのか…皆、興味津々でさ。」
正樹〜水上はほっといて、俺と会話してくれ!!!
『付き合ってはいませんよ?
告白しましたが…振られてしまいましたから』
あ・・・・・・・・・・