テキストサイズ

彼・彼女の言い分

第15章 夏期講習の理由




∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「だー!!!終わった〜〜!!!」


正樹が机に崩れた…


「お疲れ…今日も…
天野先生の説明は解りやすかった!!!」


うん!!!充実!充実!


「お疲れ…
今日も俺は…いっぱいいっぱいだった…
明日、授業休みなのに…
課題…多いし…」


「田口、ここの塾は厳しいからな…」


普通の高校のレベルだと、ついて行くのがやっとだろう…


田口も俺と正樹の高校に入れる頭は持っていたが、
バスケでの推薦が決まっていたから…な…


飲み込みは早いほうだ…



「正樹、田口、このあと予定ないなら
優香さんのカフェで
課題やって行かないか?」


正樹は行く〜!と
ノリノリになった…

相変わらず…可愛い奴


「知り合いのカフェか?
いいぜ、解んねーとこ教えてくれ!」




俺達は塾を出て
カフェに向かった……



ストーリーメニュー

TOPTOPへ