テキストサイズ

彼・彼女の言い分

第20章 休み明けの理由



暑い夏休みも終わり…



新学期が始まった





高校二年の夏は…



いろいろと…経験した…







デートの後、

塾で


正樹と田口に会ったが…


夏の始めに比べて…


雰囲気が変わった気がした…



深くは聞かなかったが…

多分…俺も変わったから…



特に、正樹は…

かっこよくなった…気がする








教室は、日焼けした生徒でまだ夏の余韻が残ってる


学校でも、塾でも進路の最終決定を促された…


来年は受験だ…



目標に向かって…

俺達は…
進む道が別れる…





俺は…
水上と…いつまで
一緒にいられるのか……





不安に…なる時がある…











なっても…しかたない事なんだがな!!!






『春、進路指導はお母様がいらっしゃるの?』



「いや、親父だ」



『お父様ですか、春に似てるのですか?』



「あ〜似てるかも、弟が母さん似だからな」


うまい具合に、
俺は親父似、弟は母親似になった。


俺が老けたら親父みたいになると思うと…


ちょっと嫌だな……





ストーリーメニュー

TOPTOPへ