彼･彼女の言い分
第21章 文化祭の理由
「ハァ、ﾊｧ…水上…」
出してしまった…
水上…大丈夫か…？
ｺﾞｯｸﾝ。
ん？
んんん？今!!!ゴックンって!!!
「水上!!!大丈夫か…？」
水上は平然と…
飲み込んだ…
その顔は…妖艶、卑猥…
いや…ただ、ただ…
色っぽい…
水上も着物が乱れ…
肩と鎖骨が綺麗に出て…
イッたばかりなのに…
ズクン…と…
体の芯が疼く…
水上はアナルの扇子をユックリ引き抜き…
俺を見た…
『…春の精液は…甘くて…おいしいですよ…』
うそつけ…
「／／／」
盲目にもほどがあるぞ！
嬉しい…けど……
俺は…
縛られてる腕を伸ばし…
水上の首に腕をかけて…
俺から…キスをした…
ｸｯﾁｭ…
水上の口の中は…俺の…
味がした…
やっぱり…
マズイじゃないか…
ｸﾁｭ…ﾇﾁｭ、ﾁｭ
『あ…は．る…ﾝﾝ』
水上の吐息…が俺の唇に当たって…
抱きしめたいのに…
腕が思うように使えない…
キスをしながら…
腕を外そうとしたが…
上手く外せない…
もどかしくて…でも…
キスは止められなくて……
……ｼｭﾙﾙ…
水上が…
俺の腕を…帯から自由にした
「水上…」
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