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彼・彼女の言い分

第3章 複雑な理由

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正樹に…告白をしてから…

数日がたった…






なんじゃ?
俺の目の前には…

雑談をしながら…

笑っている…


水上と正樹が…いるのだが…

「水上さんならこっちが似合うんじゃない?」

『そうですか?もっと…こう…こんなのが…』

「・・・・・」


正樹が…告白の事を気にしていないのか…不安にはなるが…

友達関係は…継続中…



『春は…どっちが好みですか?』


って…メンズファッション雑誌じゃないか!!!

女子が見て楽しいか?


「水上…お前の参考になるような雑誌では…ない気がするのだが…」


微笑む水上・・・・・

今日も眩しいな!オイ!!!



「そう言うなよ、水上さんも頑張ってるぞ〜」


正樹…
お前は…どっちの味方だ!!!


「あ…やべっ」


正樹が時計を見て席を立った…

「これから部活だ!じゃーな!!!」


あっさり…去って行ったよ…

正樹〜また明日〜...
カッコイイ....キュン


『春?無表情で胸キュンしないでください。嫉妬しますよ』

「水上…なぜに解る…
怖いんですけど……」


『無表情ですけど…髪に隠れている耳とか?眉とか?目尻とか…微かに…』

と…綺麗な指で…

俺の長めの前髪を横に流す…


『綺麗な顔なのに…髪で隠すなんて…反則ですよ』



近い!!!近いぞ!!!水上!!!


眩しいーーーーーー!!!


「//////」


『耳…真っ赤…』


止めてくださいーーーーー
水上がーーーー
ちーーーかーーーーーいーーーーーー!!!



『あっ!!!私も行かなきゃ』



スカっ

ありゃ?空かされた…

俺の純粋な反応を帰せ!!!


『華道部に花を届ける日なので…
春も一緒に行きますか?』


「いや…これから塾だから」

『そうですか…では、また明日。』

「じゃぁ。明日。」


俺達は席を立ち…


廊下で別れた…

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