彼・彼女の言い分
第1章 告白の理由
『いや…だから…
私は…高木君が…それでも…好き…らしく…
この変態まがいの行動を取っている姿も…凛々しく…美しく見えてしまうのだよ…』
キャー変態まがいって言っちゃってるよ!!!
『…どうしたら…私を…好きになってもらえるだろうか…』
頭…大丈夫かよ…
「水上さん…観察してたのなら…解るよね。
俺は…同性を恋愛対象にみてしまうゲイです。
あなたの様な女性らしい方は対象外です。
すみません…貴女が男性にならない限り…奇跡はおきません…」
ハッキリ言ってやりましたよ!
『そう…ですか…』
理解したね…よかった…
や…
明日からの…学園生活は…
石を投げられる日々だ…