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赤い印

第16章 甘いミルク

「もし間違ってても、
 何とかしてやるって言っただろ!
 一つを拾って一つを捨てることを怖がるな!」

私の目から涙が零れていく。

心の中の暗闇が一緒に出て行く。

先生の言葉一つ一つが
とても甘い、甘い、糧となる。

「お前の選択を、誰も責めない!
 これからそういう選択は
 嫌ってくらいある!
 ここで、立ち止まるな!」

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