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赤い印

第17章 涙を越える。

学校に着く。
校門では、雄治が待っていた。

「杏樹!よかった!今日は来たんだ!」
犬だったら尻尾を凄い勢いで振っていそうだ。

「雄治…ちょっと、いい?」

「え?」

私は雄治の腕を引いて部室に向かった。

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