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赤い印

第3章 神谷vs海部

「杏樹、一緒に昼飯食べよ~」
4時間目が終わってからすぐ、
雄治が私の教室に顔を出す。

「雄治、友達はいいの?」
「ん?いいのいいの。
 男なんてそんなもん」

いいの・・・かなぁ・・・?

「佐倉」
「神谷君」

神谷君が昼に教室に来るなんて
珍しい。

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