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赤い印

第3章 神谷vs海部

「あ!また集合だったっけ?」
スケジュール帳を開いて急いで確認する。

「違う。昼飯、一緒にどうだ?」

…え?
今の、聞き間違いじゃないよね?

「先輩?すんません。
 俺が先に誘ったんですけど?」
「あぁ、お前いたのか。
 存在感ないな」

急に空気がピリッとする。

「あ!そうだ!親睦も兼ねて、
 皆で食べようよ!」

私は名案だと思った。けど…

「「は!?」」

…そう、二人は私に切れた。

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