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素直じゃなくてごめんね。

第2章 隣の席



「ご…ごめん……」

私は少し 伏し目がちにそう謝った


「本当に桜田さん 僕のこと覚えてないの?」


彼は もう一度私に問う

「う…うん……」


「そっか…じゃあ……もういいや」


彼はそういうと プイッと顔を逸らして 窓の方に顔を向けてしまった




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