素直じゃなくてごめんね。
第3章 部活動
「よぉ!菜月 早くしないと遅刻するんじゃねぇの?」
………
「そうだった!!」
私はまた走り出す
「なあなあ お前ってさー 部活何に入るの?」
出雲が私の隣を走りながら質問してくる
「はぁ~?何で私があんたに教えないといけないわけ?」
私が訝しげに答えると
「ふ~ん あっそ。そんなこと言うんだ?入学式のお祝いが出来なかったから今日の放課後にしたいって 兄貴から言われてるんだけど 菜月は用事があるから行けませ~んって言っておこうかな?」
出雲はニヤニヤしながら横目で私を見てくる