テキストサイズ

素直じゃなくてごめんね。

第7章 友人



「は?何お前菜月のこと呼び捨てにしてんだよ!」


間に出雲が入ってくる


「君には関係ないでしょ。僕は『菜月』と話してるんだ」



斉藤君と出雲は睨み合っている



「あ…あの……斉藤君?」


私が少し控えめに話しかけると


「何?菜月」


斉藤君は笑顔で振り返った



「あ…あの……名前…何で……」

「僕に呼ばれるのは嫌だ?」


斉藤君はとても悲しそうな顔でそう言った



ストーリーメニュー

TOPTOPへ