
先輩、好きです。
第2章 出会い
~生徒指導室~
全ての授業が終わり、皆が下校する中、怒鳴り声が響いていた。
先生「何回言えば直るんだ?!これ何回目だ!」
「・・すいません」
先生「いい加減にしないと、単位に響いてくるぞ!」
「はい・・・気を付けます」
先生「本当にお前ってやつは・・・」
いい加減怒るのも疲れたのか、呆れた顔を浮かべている
「明日からまた頑張ります・・」
先生「次遅刻したらわかってるんだろうな?」
「・・・はぃ」
少し脅しっぽくそう言って、もう帰っていいと言われたので、生徒指導室を後にする。
スタスタ・・・
また怒られた;;;
私が悪いんだけどね;;
「・・・はぁ」
だけどため息は止まらなかった。
