
先輩、好きです。
第3章 先輩
「ねぇ!聞いてますか?何処行くんですか?!」
私の問いに振り返り、笑う
?「秘密?(笑」
そんな無邪気な笑顔に少しキュンとした
「もう!真面目じゃないんですかー!」
なんとなく付いていきたかった。
先輩の行く場所が気になった。
理由はいっぱいあるけど、一番はただ、
先輩に惹かれていたから。
もっともっと知りたかったからだった。
・・・・・
しばらくして先輩が足を止める
?「ここ♪」
そう言って笑う先輩の先には、移動教室で使う校舎の屋上へ向かう階段があった。
「ここですか?」
屋上・・・・・
?「そうそう!まぁ来て」
そう言って階段を登る先輩の後を素直について行った。
