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先輩、好きです。

第1章 我慢


いつからだろう。
こんなに我慢をするようになったのは。



いつからだろう。
美嘉と一緒に帰りたくなくて、避け始めたのは。




美嘉は悪くない。
でも、まだ先輩を忘れられない私が居る。



だからごめん、美嘉


もう少しだけ許して・・・。



先輩と美嘉が手を繋いで歩いていく、その光景を見た後、私は帰る用意を始める。



これが私の帰れない理由、
いや帰りたくない理由。

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