
大切な人*
第2章 no.2*
そして、午前中の授業が終わり
佐紀と一緒にお昼ご飯を食べていた
「見てー☆
今日は、自分でお弁当作ったんだー♪」
私は料理が好きだから
中学のときからお弁当は自分で作っていた。
「彩って、ほんとに料理上手だよねー。
憧れるゎー」
「これから、作ってきてあげよーか?」
「いや、彩。
2つも大変でしょ!
いいよ!いいよ!」
「なんでさー。1つも2つも変わらないょー。」
「じゃあ、俺の作ってきてくれよ!」
「「竜也!」」
「1つも2つも変わらないんだろ?」
私は佐紀に作ってあげたかったが、
少し考えて、
「うーん。竜也だったら、
2日に1回でいい?笑」
「おぅ!いいぞ!」
竜也は、ニコッと笑って売店へと
言ってしまった。
