テキストサイズ

星の形

第5章 いえないジジツ

そしてあの後母から聞くのは恥ずかしいとおもい

病院からもらってきたと思う
紙を誰もいない間に見た


ははが空白に書いたんだろう

涙の後と一緒に黒いボールペンで書いてあった



余命1年半


私は自分の部屋で
声を殺して
ないた
人生にこれ以上は泣かないだろう


わたしはここで決めたのだ

もう泣かない
いっそのこと笑って死のう。



この話はまだだれにもいってなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ