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星の形

第5章 いえないジジツ

ある日・・



(なんかうるさいな。お母さんたちけんかしてる?)


母たちにばれないように静かに階段を下りた

そしてきいてしまったのだ

母の一言で



カナハモウタスカラナイ・・シンジャウナンテ・・・

私は走って外に出た

そしてあの公園に走った
何も考えずに
母のあの一言が
頭の中でループする

こうえんについたみたいだ


私はベンチに座った

私は神様からも見捨てられ、この世界から消えなければならない

そしてあの満開な星のひとつにならなければいけないのだ。


それは夢でも冗談でもない






...現実だ

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