タイバニ小説置き場
第1章 恋人達の何気ない日常
【恋人達の何気ない日常】
「ご飯付いてますよ虎徹さん。」
バニーの声は酷く甘い。
「おい、バニー何してんだよ恥ずかしいだろ。」「照れた顔も可愛いです。」
口端に付いたご飯粒を指で摘み自らの口の中にいれるバーナビーに流石の虎徹も困り果てる。どうしてこいつはオレに甘いんだ?
「虎徹さんは見ていて飽きないです。」
呪縛から解放されたバーナビーはまるで子猫のように彼の後を付いて回る。
「そうか、そりゃ良かったな。」
娘の楓にも冷やかされ周りの仲間にもからかわれつつも、いっこうにバーナビーは虎徹の側を離れない。
食べ終わり食器を片付けようとバーナビーがソファに座っている虎徹の太ももに甘えるように頭を乗せた。
「おいおい、全くお前は…。」
呆れたように小さく肩をすくめる。
「ずっとあなたとこうしていたい。」
愛してます、言葉で伝えられない代わりの愛情表現。
「なあバニー、休みになったらお前も楓に逢いに来ないか?」
「もちろん喜んで。」
家族と言うには甘すぎる、恋人と言うには甘くない。これがオレとお前の「今」未来は分からない、それでもこの穏やかな時間が続けばいい。
それくらい願っても罰は当たらないよな?神様とやら?
「ご飯付いてますよ虎徹さん。」
バニーの声は酷く甘い。
「おい、バニー何してんだよ恥ずかしいだろ。」「照れた顔も可愛いです。」
口端に付いたご飯粒を指で摘み自らの口の中にいれるバーナビーに流石の虎徹も困り果てる。どうしてこいつはオレに甘いんだ?
「虎徹さんは見ていて飽きないです。」
呪縛から解放されたバーナビーはまるで子猫のように彼の後を付いて回る。
「そうか、そりゃ良かったな。」
娘の楓にも冷やかされ周りの仲間にもからかわれつつも、いっこうにバーナビーは虎徹の側を離れない。
食べ終わり食器を片付けようとバーナビーがソファに座っている虎徹の太ももに甘えるように頭を乗せた。
「おいおい、全くお前は…。」
呆れたように小さく肩をすくめる。
「ずっとあなたとこうしていたい。」
愛してます、言葉で伝えられない代わりの愛情表現。
「なあバニー、休みになったらお前も楓に逢いに来ないか?」
「もちろん喜んで。」
家族と言うには甘すぎる、恋人と言うには甘くない。これがオレとお前の「今」未来は分からない、それでもこの穏やかな時間が続けばいい。
それくらい願っても罰は当たらないよな?神様とやら?