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KISSからはじめよう

第2章 智、ダジダジする

約束の日を
本当に楽しみにしていた

マネージャーにお願いしてちょっと遠回りして店に送ってもらう

「お一人…じゃないですね!?」
鋭い質問にタジタジしてしまった

「え、はい…」
「誰か…聞いてもいいですか?」
「〇〇社の森さん…」

マネージャーは驚きを隠せないでいた

「お付き合い…されているんですか!?」
「イヤ…食事するだけ…」
「にしても…二人きりでは…」
「まずいですか?やっぱ…」

冷静に考えればやっぱり危険な食事だ
おれはマネージャーの顔色を見ながら
「食事…だけ…なんだけど…個室で…」
「申し訳ありませんが許可できません」
「約束しちゃったんだ…」
「どうしてもなら、私も一緒です」
「えー!?」

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