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KISSからはじめよう

第9章 智、プレゼントする

「マネージャーに話そうと思って…」

思いきって彼女に打ち明けた

おれの腕枕で余韻を楽しむ彼女は
胸がはだけるのも気にせずガバッと
起き上がる

「言っちゃうの!?」
「千尋ちゃん…お胸が…ぷるぷる(笑)」
「ヤダ…///」

布団を胸まで上げて隠すが…もう遅い(笑)

「言うよ…味方になってもらわないと」
「言わないと…なってもらえない?」
「正直に言って、認めてもらわないと」
「そっか…認めてもらえるかな…私」

急に不安そうな顔になる

大丈夫だよ…
マネージャーはわかってくれる
みんなも…
事務所は…時間かかるだろうけどね

離したくない

離れたくない

だから

ちゃんと言わなきゃいけないことは
言わないと…
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