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女「…お願いします、は？」

男「……………オナガイシャス」

女「うむ、良いでしょう。そこんとこを素直になれるくらいの器には君にもあったんだねぇ」

男「ぐぬぬ…」

男(恥だ…苦痛だ！しかし、ここまでこじれちまった問題は、最早俺ひとりじゃどうにもならねえ)

(認めたくねえが、頼みの綱はこいつしかいない)

男「俺には、その…暴力を使って他人をどうこうしようなんて腹があるわけじゃねえ。それを委員長に分かって貰いたい」

女「なるほど。君はヤンキーじゃない、と」

男「ああ。他の連中に影でコソコソ言われんのはこの際いい。ただ、委員長にだけ、分かってもらえりゃ…」

「…それ以上は、望まねえよ」

女「…ふうん」