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委員長「かちこみじゃあああ!」

第5章 5

女「それはもちろん、キューピットを名乗り出た身として手を貸すことにやぶさかではないよ。ただ…ね?」

男「ただ、何だよ?」

女「いやあ、君をヤンキーだと思ってるクラスメイトには、私も含まれちゃってるわけでして…」

男「なっ…?!」

女「やはは…」

男「てめえ、散々力になるだの何だの言っといて…!」

女「だってさあ、ちゃんと口効くようになってまだ数時間だしぃ、しょうがなくなくない?」

男「ヤンキーだと思ってる奴相手に、弱み握って脅すかフツー?!」

女「えへへ、面白そうなことには首を突っ込まなきゃ気が済まないタチでして」

男「楽しんでるんだな、それだけなんだな!最初に委員長の親友どうこう言ってたのは完全にデタラメだな、コノヤロウ!」

女「まあそれはそうとお」

男「流すなコラァ!」

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