
初恋
第1章 Encounter
目が覚めると朝になっていた。
リビングに行くと、割れた食器。
ひっくり返ってる机や椅子など。
まぁ、この光景はしょっちゅうある。
私の一日の始まりは荒れているリビングを、
綺麗に片付ける事から始まる。
一通り綺麗にし部屋にもどり、
学校に行く用意をはじめた。
今日は入学式だ。
パパッと用意をすませ玄関を出た。
私の家から学校は近いから歩いて行く。
学校に近づいてくると、同じ学校
と思う子達が母親 父親に挟まれて、
入学式にやってきている。
昔からそうだ。
私の隣には誰もいない
人の手の温もりがわからない。
その前に人の温もりがわからない。
苛々する
苛々する
苛々する
死にたい
