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Hなサッカー部

第15章 梓の過去

梓「だけど…









結婚するんだって言われて、フられちゃったの…」





『け、結婚…?』








空気が尋常じゃなく重い。


私は息も出来ない位、あずの話にのめり込んでいた。








梓「先輩、18歳だから結婚できる年だしさ…



でもあたしは納得がいかなかった」



『そりゃそうだよ!!急に結婚だなんて……』




私だったら辛過ぎる。






梓「あたし、先輩を責めた。顔で好きになったとはいえ、優しくしてくれて嬉しかった。だから裏切られた様な気がした」



『あず…』




いつの間にか、あずの目には大量の涙が溜まっていた。



梓「そしたらどうしたと思う?




……あたしの事、しつこいって殴ったんだよ。お前は結婚するまでの遊び道具だって」





『…』





私は怒りと呆れたので声を出す気力すら失っていた。

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