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Hなサッカー部

第4章 初めてのえっち

『唐橋…』



「どうした一樹?」


「そいつさ、俺が連れてきたんだぜ?最初の一発ぐらい俺にヤらせろよ」



そういう理由か



…でも、あんまり話した事のない牧田君よりはマシかも


牧田君は少し考えて、私の方をチラッとみた
そしてまた唐橋に向かって口を開いた

「…ま、いいけど。お前の時は代われよ」

「りょーかい☆」

これで、私の相手は牧田君ではなく唐橋に変わった


牧田君は一度鞄を持ち直して、軽く挨拶してから帰っていった

しばらくして唐橋が私に視線を落とした

「おい。あず達は何処いった?」

『え?んーと、倉庫に歩いてったよ』

「じゃあ俺らは部室だな。戻るぞ」


そう言うなり唐橋は後ろを向いてかがみこみ、手を後ろに広げた


『…かえるさんぴょこぴょこ?』

「ちげーよ。…足、震えてんじゃん。乗れよ」


………


足震えてたの、気づいてたんだ……



意地悪くて、意味分からない馬鹿男って思ってたけど………



優しいじゃない



________
『…同情するならヤらなければいいのに』
「それとこれでは話が違うんだなーw」

唐橋におぶられながら部室へ向かい、談笑していた




―――唐橋の背中、おっきくてあったかいなぁ……

ずっとずっと、こうしていたい―――





そんな想いもつかの間、すぐに部室についた



『あ、もうおろ……』



ドサッ



『いっ!!』

気付けば目線は天井

本日二度目(怒)

さっき優しいって思ったのは思い込みに過ぎなかった




『ちょっと、もう少し優しく………きゃ!!?』


手首を強く掴まれ、唐橋の唇と私の唇が重なった
そして半ば強引に舌が入ってきて私の舌と絡みあい、それに精一杯の思いで唐橋に応えた


『ふ、…ぅん……///』

唐橋の舌が少し固くなって、上顎と歯列をなぞった

『ふぁっ///んゃ……//はぁっ……////』

息が苦しくなって口を息をする度、変な声が出る

そんな繰り返しをしていると、やっと唐橋が唇を離した
どちらともない唾液が、糸を引いて切れた

「クス、すっげぇエロい(笑)」

『うっ…さぃ///』

私はもってる力で思いっきり睨みつけた


「俺だってたまってんだ。
いい声で喘げよ……?」



ああ









私、とうとう処女卒業するんだ

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