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Hなサッカー部

第6章 決意

次の日 学校


~詩side~

「はぁ……」

朝から昨日の事を思い詰めて2時間


なんで途中で止めたんだろ…

せっかく人が覚悟決めたのにさ~



花「詩~、ため息今日で8回目だよ~?」

花南が心配そうな目で見てきた

ていうかため息数えてたのか

花「悩み事なら聞くのに?」

『大丈夫大丈夫。なんでもないよ』

花「え~、でも……」

花南が何か言いかけようとする




女「キャーーーッ!!!」

『「!!?」』






な、何!?

扉の方から女子の悲鳴?が聞こえた

声のした方を見ると、大勢の女子が何やら群がってる

扉から誰かが出てきた…



『唐橋!』

女子が唐橋に我も我もと話しかけて、唐橋は軽く促すように頷くだけ


『何あの人気……』

なんかムカつくんだけど(笑)

花「いつもの事じゃない」


『え、そーなの?』

そうだったんだ…

ま、なかなかのハンサムだし納得するけど

花「詩ってばそういうのにほんと疎いよね」

『そ、そぉ?』

花「てゆーか疎すぎ!詩せっかく可愛いんだから…………あれ?」

花南の目線が左へ向いた
つられて私も見ると、唐橋がこっちに向かって歩いてくる

後ろからの女子の視線が冷たいぞ

…よし、ここは知らないふりをしよう

一「おい」

『…』

一「河野詩!」

『…』
花「ちょ、詩いいの?」
『いいのいいの』

一「いいわけねーだろ!ちょっとこっち来い」

そう言って私の手を掴む
この人なんでこんなによく手繋ぐんだ

だから後ろからの女子の視線が痛いんだって

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