Hなサッカー部
第8章 マネージャーの仕事
暫く黙々と喋ることなくタオルを畳んでいた
私、あんまりこういう雰囲気好きじゃないなぁ…
あずを見て、ふと疑問がわいた
『あずって、どうしてサッカー部のマネージャーになったの?』
梓「え?」
タオルを畳んでいた手をピタッと止めて、こちらを見た
べっぴんだなぁ(笑)
『ほら、サッカー部のマネージャー…変わった仕事あるでしょ』
梓「性処理?」
『なっ///』
おいおい、あえて名前言わなかったのに何堂々と恥ずかしい事言ってんのさ
『そ、そうだけど…//最初は抵抗があったんならその場で辞めればよかったのに、そこまでサッカー部に執着する理由って何なのかなって』
あずは暫く考えてから、口を開いた
梓「別に、執着って程じゃないんだけど……。あのね、初めてヤった時の相手が、すごーく優しくしてくれたの。それで、その人を好きになって入ったんだ」
『す、好きな人?』
………それって、まさか……
『……唐橋?』
心臓がドクドクいってうるさい
もし、唐橋だったら―――――