Hなサッカー部
第11章 セックスの意味は
パンパン!!
私は自分の頬を叩いた
叩いた所がジンジンする
『クヨクヨするな私!』
これくらいで落ち込んでたら恋なんて出来ないよね!
心に喝をいれ、パパッと制服を着た
倉庫から出てグラウンドへ行くと、もう部活は終わっていた
梓「あ、詩ちゃん遅いよ~?」
『ご、ごめん』
少し不機嫌な顔であずが駆け寄ってきた
梓「一樹も途中からいなくなってるし…。…ってあれ?」
『ん?』
あずの目線が下がった
梓「詩ちゃん、ヤってたでしょ」
『え…。
えっ!!??』
な、なんで分かったの…!?
梓「キスマーク、付いてるよっ!」
あずが首元をちょんちょんと指差した
首を頑張って捻ると、首筋に赤いキスマークが付いていた
『あーーっ!!!』
そういえばさっき一樹印付けたとか言ってたっけ…
「後でファンデ付けときなよ」
『うん…///』
馬鹿一樹っ!
このまま普通に歩くところだったじゃん!