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KURO

第1章 プロローグ








俺が13歳の頃…。




『はい。はるちゃんの大好きな猫ちゃんだよ』



ニコリと微笑んだお母さんが

黒色の子猫を抱き抱えて


それを俺に渡した。





念願の欲しがった猫。


そう俺は、極度の猫好き。



犬より猫派って感じの男の子。





『ニャー』


『この猫、可愛すぎっ。僕、大切に育てるね!』



そう言って、優しく

ぎゅっと抱きしめる。






これがクロとの出会い………――――。











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