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恋愛性条件

第2章 隼斗ってこいつか?

「・・・・・?」

不思議な顔で俺を見てくる。俺は冗談で、

「あ、数学とかの問題じゃねぇよ?個人的な問題でだぜ?」

からかったつもりだった。なのにこいつは

「え。あ、そうなんだ。個人的にか」

・・・・うおおおおい!?真面目にいってんのかよ!!天然なのか?!

「好きな人は特にいないよ。嫌いな人は・・・・うーん、いないかな?いると思う?」

「知らねーよ!!!!!!!俺に聞くところか?それ!!!!」

何だよ、ちょーしくるうな。こんなやつが好きなのかよ。変わってんなぁ。いや、変わってんのはこいつか。

「神埼くんは、好きな人など、いるのですか?」

「!?」

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