無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

当日、前回と同じ受け付けに行き、ビデオオプション代を払う。

店長の兄ちゃんは、顔とか写っちゃうのかなあ、とちょっと心配そうにしてる。

いや、私に聞かれてもなんとも、、、
大丈夫かな？ もしかしてこのオプション、この店で僕が初めて？

この前と同じホテルを取り、シャワーを済ませて部屋で待つと、やがてこんちわーと、 美沙子ちゃんがやってきた。

なんとなく覇気がない。

のそのそとベッドのそばまで行き、荷物を置くと、

　ふう。だりい。

と一言。

　疲れてるの？

　あっ、大丈夫っすよー。
　基本いつもこんな感じっす。テンション低めなんで。

なんかラフなノリだ。高校卒業したてみたいな感じ？

しかし、こうしてそばで見ると、髪や、まつ毛の感じかな？、写真よりもギャルっぽい可愛さがある。

服を脱ぐと、体の線も綺麗で色っぽかった。

背は高めだし、肌は白く、下腹はしまってへそは縦長、太股もすっきりした丸みで、
つけねからの逆ハの字が綺麗に出て、
なんていうんだろう、妙に男心をそそらせる、エロ綺麗な感じの腰周り？

僕が既に一回シャワーを浴びてることを知ると、じゃあ要らない？、と美沙子ちゃん。

いや、消毒とかいるでしょ、病気チェックでもあるし。

そうなの？、と美沙子ちゃん。

やっぱりマジで素人っぽい。

いや、僕もまだこの時たかがヘルス2回目の客だったけど、
ある元SM嬢の実体験ベースの小説を読んで、シャワーの時の消毒でピリピリしみるという客は病気だから注意、なんて情報は読んで知っていた。

ちなみにその本は、次から次へと登場する変態客の描写が爆笑ものの秀逸な出来だった。

それを読んで、ああ普通の子がこうして風俗してるんだなあ、と偏見がなくなったのだ。

むしろ興味さえ抱いて、ヘルスに来てみようと思うきっかけの一つにもなっていた。

ここでこうして体験記書く動機にもなってる気がする。