テキストサイズ

ポチのぺろぺろ体験記

第20章 普通の子

一段落してから、なんとなく、この子には、日頃興味があったけど微妙に聞きづらかったことが、聞きやすそうな気がして、聞いてみた。

ポ: ちょっと聞いてもいい? バカな質問だったらごめん。

普: いいよ、何?

ポ: たまに、もうご飯食べた?とか聞く子がいるけど、あれって一緒にご飯食べない?って意味だったりするのかなあ?

普: 状況次第だけど、違うんじゃない?
仕事中はいつ予約入るかもわかんないからコンビニ弁当とか多いし。


ふむ。適当な会話のきっかけってところかな?


ポ: あとさあ、よく噂聞くけど、店外デートとかって本当にあるの?

普: 皆してるよー。まあ、常連で仲良くなったらかな。

ポ: メアドとか聞くのってありなのかな?

普: 冗談ぽく聞いてみたらいいんじゃない?

うーん、なかなかそう自然にできないよなあ。というか、未だにメアドが聞けたことない。

いろいろな店をちょいちょい試して、なかなか何度も同じ子を指名することないからなあ。
さすがに初対面じゃねえ。

思えば、あの初めて行ったイメサーでは女の子のブログがあって、後で軽くメッセージ送ってコミュニケーションとることもできた。
あんなの稀なことだったようだ。

さらにこの子の返事の仕方を思い返してみるに、もしかしたらこの子自体、多少は脈もあったのかも?、という気も今だとしてしまうのだが、果たしてどうだったかなあ。

こういう感じやすい子は、是非また一度、長めの時間をとって、落ち着いてじっくりと焦らしながら責めてみたい。

そうは思ったものの、結局この子もなんだかんだで、気づいた頃には在籍リストからいなくなっちゃってて、それっきりとなりました。
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ