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にゃんと喘いでくれるよね

第8章 猫と彼女






「はぁ…っ


はぁ…っ」





家の前に、ついしゃがみこんだ。









 

息苦しくてたまらなかった。







何この感情…っ





こんなの…知らねーし



知りたくねーって!!!












コツっ



っと足音がして


上をむくと










白石が小さな紙袋を

下げて目の前にたっていた。










「あれ?!




柳井君、こんな外でしゃがんで


何してるの?!」









「…し、白石こそ!」









「あたしは

柳井君に渡したいものが

あって…迷惑だったかな?」








すると


ガチャン




「り…りくー!」

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