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サイカイ

第3章 サクヤのいたずら


30分ほど前
私はサクヤから今の時代の説明を受けていた


「今この世界には女がお前しかいないんだ

だから、お前と交わって子供をなす



それも、女が望ましい


それから、女についてのデータが不足してる

お前には女とはどんなものなのかを教えてほしい


分かるか?」



分かったけど、




信じられるか?なら


NOだよ



『もしさ、私が子供産みたくないって言ったらどうなるの?』



「キングには無理強いは禁止されてるが、


俺は無理矢理にでもお前を孕まそうと思ってる」


『それって、犯罪…』


「犯罪じゃない、今の時代に法律はない

全てはキングの気持ち次第だ」



法律がない?


現実味のない話しだなぁ



「だから…」


サクヤが近づいてくる

「お前が子供を産みたくないと言うなら、


こうする」

発せられた声が届いたころには、私はベットの上でサクヤに押し倒されていたのだ


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