
サイカイ
第5章 サクヤ目線
こんなに気持ち良さそうにしているくせに嫌がる、シオン
俺は少しいたずらをしたくなった
「そんなにイヤなら選べ」
『えっ?』
シオンの表情はコロコロと変わって面白かった
「俺に続けさせるか、させないか
お前が選べ」
今度は真剣な顔になる
しかし、顔が赤いままでさまにならないな
『…やめてほしい』
やはり口は俺を拒絶した
「了解、
なら今から俺のレポートを手伝え」
そう、このまま終わりにしてやる気はない
「お前が気持ちいい場所を教えろ」
固まったシオンは面白い
何はともあれ、シオンは俺の前で自慰行為をはじめた
俺は記録をつける
しかし、この部屋はベットしかないから困るな
テーブルと椅子でもほしいところだが、今は仕方ない
立ったままノートに記しはじめる
