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暗闇の中の光

第1章 過去

これは今から何年か昔の事…

~?~

--:何で貴方何かが生まれたの!?

--:不要な命などいらない!
死んでしまえ!

その言葉を吐いた男女の目線の先には
傷ついた赤ちゃんがいた
片目が緋色の赤メッシュの入った髪
普通とは違いのある子供だった

--:貴方なんて死んでしまえば良いのよ!!

女の方が包丁を手に振り下ろしてきたが

悠弥:何をしているんだ?

玄関で拳銃を構えた金色の瞳の少年がいた

悠弥:あんた等の事はもう包囲している、
無駄な抵抗は止すんだ。

--:貴方誰よ!?

悠弥:俺は悠弥、
夜城悠弥、
白露翔の者だ!

--:白露翔!?

白露翔とはとある人達しか知らない
特別な集団であった

悠弥:あんた等が抵抗したら
あんた等を包囲している者達も狙撃する。
その子から離れろ。

--:あんた等にはどうであろうと関係ないだろ!?

男の方が包丁を奪い
赤ちゃんに振り下ろそうとした

悠弥:雷の精霊ケツクァトル、
我が盟約により
その身を疾風の如くの速さに
嘆き焼き払え
サンダー

包丁を持った手に雷が落ちた
痛みに包丁を落とす

悠弥:連行しろ、
3番隊の村雨を呼んでくれ
若…

日吉:分かった。

悠弥は赤メッシュの赤ちゃんを
抱き締めた

悠弥:もう大丈夫だ。

この日
白露翔に小さいメンバーが増えた

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