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暗闇の中の光

第4章 合宿

悠弥達は風呂を上がって
ドライヤーで髪を乾かし、
髪染めをしてカラコンを着けた
悠弥は髪が鬱陶しい為
簪で髪をアップした

周助:その簪って薫が悠弥の誕生日に
あげたやつだよね?

悠弥:そっ
結構気に入ってるんだ。

薫:まだ使っててくれたんだな。

悠弥:当たり前だろ、
周助のくれた櫛も健全だよ。
仕事の時のゴムは
特別班みんなからもらったやつだしな。

周助:蓮がそれで桜のアクセントが付いた
ピンクのやつあげてたよね?

悠弥:あれも使ってる、
桜好きだから。

薫:俺も今度あげるな、
紺色のゴム。

悠弥は微笑んで

悠弥:サンキュー。

薫の頭を撫でた

そこへ

リョーマ:何やってんすか?

ルーキー登場
悠弥は薫の頭から手を離す

悠弥:どうしたんですかリョーマ君?

リョーマ:ねぇ、
何で3人でしゃべってる時と
口調が違うの?

3人はどきりっと驚いた

悠弥:それは付き合いの長さで違うんですよ。

リョーマ:ねぇ、俺にも
さっきみたいに話してよ。

薫:越前!

薫はリョーマを叱ろうとしたが
悠弥が止めた

悠弥:もっとでかくなりな、
チビすけ。

悠弥ははにかんで
リョーマの頭をがしがし撫でた

リョーマ:絶対抜かしてやる…

悠弥:寝言は寝て言いな。

挑発的な悠弥にリョーマは悔しがりながら
部屋に行った

周助:あの越前を言い負かすなんて
流石だよ悠弥。

悠弥:昔の薫の方が手がかかったからな。

薫は少し唇を尖らせた

悠弥:じゃあ準備するぞ。

二人:了解。

3人は胡蝶の間に入って行った

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