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暗闇の中の光

第5章 正体

~白露翔in 特別班室~

悠弥:ビキッ!

悠弥の額に青筋がたった
それもそのはず
毎日仕事をきちんとする
特別班の部屋の机の上に
資料の山が4つ…

悠弥:どこから回ってきた?

悠弥の背後から
ゴォォォォォオ
と黒い塊が溢れだしていた

精市:1、2、4、6班からみたいだね。

蓮:黒金隊長、
夕凪隊長、
花川隊長、
古江隊長の班だね。

白石:サボってたんやな。

宍戸:激ダサだな。

薫:何で俺達に回ってくるんだ?

そんな話をしながら
それぞれでサインを書いたりする
悠弥は血管が切れる寸前まで怒っていた

蓮:みんな、
お茶持ってきたから休憩にしよ!

リラックスできるように
お茶と茶菓子を持ってきた蓮
蓮はまず悠弥に渡した

蓮:後であたしも怒鳴りにいくわ。

悠弥:…すまない。
ありがとう。

蓮:どういたしまして。
次は薫ちゃん!

蓮は薫にお茶と茶菓子を渡す

薫:ありがとう蓮。

笑った薫に蓮は抱きつく

蓮:どうってことないわ!

順番にどんどん配っていく蓮

その時

ビーーーー!

警報が鳴った
悠弥は電話を掛ける

悠弥:黒金、
何事だ!?

黒金:〈お前達の監視対象に
『ファントム』が近づいてるぞ!
早く行け!!〉

悠弥は電話を切り

悠弥:黒金から『ファントム』が
監視対象に近づいているらしい!
全員出撃し保護しろ!
仁の所は入っていない!
精市達と一緒に立海に行け!
以上だ!

11人:了解!

悠弥:亮頼む!

宍戸:時の流れに
身をゆだね
我らを飛ばせ
トリップ!

11人はそれぞれの学校にとんだ

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