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苦い蜜

第4章 はじめての快楽


「ごめんねー、そろそろ帰らなくちゃ」

先輩は携帯を見ながらそう言った。


「続きはまた今度、ね」

耳元でそうささやかれ、あたしはぞくぞくしながら何回も頷いた。




その後、家までどうやって帰ったのか、よく覚えていない。


気づけばあたしは自分の部屋のベッドの上で、今日のことをひたすら考えていた。






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