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苦い蜜

第5章 わすれられない


「わ、すごい…」

はじめて見るそれは、黒っぽい色をしてそそり立っていた。

「い、いきますね…?」

「うん、よろしく」

あたしはどうしていいかわからなくて、とりあえず、先っぽをちろちろと舌で舐めた。

苦いようなしょっぱいような、変な味がした。

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