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苦い蜜

第7章 秘密のカンケイ


「お前どこ行くの」

「コンビニだけど。省吾も行く?」

「ああ、行こうかな」


なんとなく、俺は弟について行くことにした。


「お前部活は?もう決めた?」

「あー、やっぱ剣道かなー。小学生んときからやってるし、好きだし」

弟は昔から真面目でストイックだった。女っ気もないし、俺とは真逆のタイプだ。


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