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君がいるから

第2章 wanna…

「こんばんは…」
「ごめんねー昨日は…電話するよって言ったのに…」
「いえ…」

仕事が終わり、家に着くと
11:00になろうとしていた

昨日電話すると伝えたけど
俺はわざとかけなかった…

今日のために…ね…

「昨日は何時に家に着いた?遅かったでしょ?」
「1時くらい…です…」
「だよねー終わったの遅かったもんね?
あんまり遅い時間だったから悪いかなって思ってさ、電話かけなかったんだよねー」
「そんな気にしないでください……」

きたーーーーー!!

きっとこう言うと思ってた!!

キミは「電話をかけなかったこと」を
謝ってる俺に「気にしないで」って言ってるはず…

でも俺は「時間を気にせずに電話して」と言ってると解釈しちゃうから…ね

「ホント!?じゃあ…これからは仕事終わったらすぐに電話しちゃうねー」
「いや…え?…え?…なんでですか…?」

ほら、慌ててる(笑)

「だって気にしないでって言ったじゃん」
「私は…そういうつもりで…」
「よかったー♪うれしいな♪」
「あの……?」

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