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君がいるから

第1章 タレ目ちゃん

「お疲れさまです!」

話かけるとすごく驚いて
キミは持ってたペンとメモ帳を落としてしまった

「お、お疲れさま…です」

落とした物を拾おうとしゃがむと
キミも慌ててしゃがみこむ

「脅かすつもり…なかったよ…ごめんね」
「い、いえ…こっちこそ…すみません…」

しゃがんだまま俺は話をした

「目立たないでしょ?この方が…」

俺が立ち上がらないから
キミも座ったままだった

「あ、あの…」
「松下さん…も…お仕事?」

そう言ってペンとメモ帳を渡した

「はい…」
「一生懸命です!って顔に書いてある(笑)
頑張ってるってなんだかイイね♪」

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