テキストサイズ

君がいるから

第12章 好きだから


「情報が漏れなきゃいいんですよね!?」
松潤がチーフにちょっとだけ突っかかって質問した

「そうですね。結論は…」
「わかりました」

え…?松潤…わかったって?

「リーダー!!今の彼女、そういうことするような子!?」
「しない。絶対にない」
「チーフ…漏れないっすよ。絶対に。見たでしょ?今のリーダーの顔…嘘じゃないよ。信じてやってよ」
「松本さん…」
「チーフ…俺んとこは一般人だけどさ…もし別れたら…あんなことやこんなことを暴露してくるかもよ!?まぁ別れることはないけどさ」
「俺も…にののとこと一緒…つまり…相手の仕事とか関係ないんじゃないですか?大野さんのこと…認めてやってください」

みんなの意見が
俺にとっても心強い言葉だった

「皆さんの意見はわかりました…今の私から言えるのは…以上です」

そう言ってチーフマネージャーは楽屋を
出ていく

後ろ姿を5人で見ていた

ドアを開けて振り返りながら
「私は皆さんの味方ですから…」
と笑顔で言ってくれた



キミのあの難しい顔は
このことと関係してる!?

キミが不安だらけなんじゃないかって
心配で心配で…

家についてから電話したけど
電話は留守電で
『おやすみ(*^3(*^o^*)』って
メールもしたけど
キミからは返事がなかったんだ…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ