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君とみた虹

第2章 第1章 出会い


そう。ちょうど1年

彼は私のもとを離れ、今はどこにいるのかも分からない。

私はなぜあのとき彼を助けてあげられなかったのか。

桜並木も、水も、彼もすべて夕日に染められセピア色になっていた。

彼は私に背を向けたまま、私の前から立ち去った。


泣きながら…

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