テキストサイズ

変愛(へんあい)?!

第8章 第二部:策士

「…ん、わかったから。手を離して。」


「ヤダ!!そう言いながら、パンツはいて帰る気だろ?!」



パッと手を離した亮ちゃんのせいで、勢い余ってよろける俺の腰に抱きついてくる亮ちゃんに、顔を引きつってしまう。



「タイちゃん確保~!!」



なんて言って、持ち上げられてベッドにダイブした。
全くわかってねぇじゃん!!



「亮ちゃん!!」


「いて、いて!!叩くな、暴れんな!!」


「だったら離せよ!!」


「何もしないよ!!ただタイちゃんとくっついてたいだけだし。イイでしょ?!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ